株式取引においてもっとも重要なことの一つは手数料の削減です。株式取引の収益と損失は不確定要素ですが、手数料は確定要素であり、工夫次第でかなり削ることができます。
手数料を削るのであれば、五大証券会社などの大手の証券会社の利用は避けたほうがいいでしょう。オススメなのはネットの証券会社です。
株式投資の初心者が最初に陥りやすい罠は、五大証券会社と取引してしまうという選択ミスです。多くの株式取引初心者は、何も考えずに五大証券会社に足を運んで、そこで割高の手数料を支払って株を買ってしまいます。
株式取引においては「利益と損失」を完璧に予測することはできませんが、「手数料」だけはコントロールして削減ができます。
株式投資の手数料に対してはドケチであるくらいがちょうどいい
細々としたケチな話に聞こえるかもしれませんが「手数料」をおさえるだけで、利益は増え、損失が減る、というのが株式投資の基本です。
ネット証券会社で手数料をおさえて株を買うのではなく、五大証券会社で割高な手数料を支払って株を買うのとでは、株によって発生する利益と損失に大きな違いが発生します。
初心者は、五大証券会社で証券マンと相談しながら株を選ぶのがいい選択だと思い込みがちですが、その選択は証券マンの利益に繋がることはあっても自分の利益には決して繋がりません。
証券会社の証券マンは投資家の利益を吸う吸血蛭のようなもの
株式投資の利益からは税金が引かれるということも忘れてはならないことだと思います。いやらしく少しずつ削られていく収益を少しでも守りたいと考えているのであれば、手数料などという阿漕なものを五大証券会社に促されるままに割高に支払ってはいけません。
合理的な取引を考えるのであれば、自分が投資したいという株をしっかり見極めたうえで、証券マンの手を介さずに株を買うのが最低限のポイントということになります。
初心者は、初心者ゆえの不安から証券マンを無条件に信頼してしまう傾向にありますが、彼らはじつは吸血蛭でしかなく、自ら血を吸われにいくようなものなのです。